貴方たちはみぃんな童話の主人公。それぞれに交流があったかもしれないし、なかったかもしれません。
ある秋の日、貴方達はアリスのお茶会に誘われました。不思議の国にやって来てお茶を楽しんでいると、さぁ大変!
招かれた客の内の一人、長靴をはいた猫が殺されてしまいました。
アリバイがあるのはアリスのみ!犯行が可能なのは童話の主人公達に絞られます。
するとアリス、裁判をしましょう!と途端にはしゃぎはじめました。
そう、このアリス。自分が裁判にかけられて以来、裁判の楽しさに目覚めてしまっていたのです。
またあんな風にドキドキしたいの、なんて笑うアリスに付き合ってられないと、そう思った人もいるでしょう。
だけどここは不思議の国、彼女を満足させないと帰る事が出来ないばかりか、何をされるか分かったもんじゃありません。
貴方たちは仕方なく、アリスに従い裁判を行うことにしました。
その為にはまず犯人を見つけなければなりません。しかもアリスは、裁判の結果次第では罰を与えるというのです。
犯人は勿論、犯人でなければ尚更に、自分が犯人だといわれる訳にはいきません。
貴方たちは全力で、長靴をはいた猫を殺した犯人を見つける為に、謎を解くこととなるでしょう。
ただ、それ以外を目的とする人物もいるかもしれませんが…。
ハッピーエンドに至るのはきっと簡単、だけど真実に辿り着くのはとっても難しい。
難易度はとっても意地悪な童話裁判、これにてはじまり、はじまり―――。