古い館で開かれた降霊会の翌日。地下室の奥で「魔女の血を引く」と自称する霊能者の死体が発見された。容疑者は降霊会に参加した記者、大学教授、画家、運転手、館の当主などそれぞれ背景の異なる9名。この地に残る「太古に人々を支配した化け物」の伝説は、事件にどんな影を落とすのか?
※少しノスタルジックな雰囲気を持つ作品です。降霊会や「太古の化け物」といった要素があり、クトゥルフ神話をテーマにしたTRPGが好きな人は特に楽しめます。
プレイヤー:7~9人
プレイ時間:3時間
1960年代、イタリア。
跡目争いの火種がくすぶるマフィア・ファミリーの屋敷でボスが殺された。
そしてボスの死体の隣には、ロープで椅子に縛られた男が残されていた。
ボスの弟や妻、構成員に加え、ファミリーお抱えの占い師や娼婦の行動が複雑に交差し、物語は混迷を深めていく・・・。
※ハードボイルドなマフィアの世界を体感できる作品です。
プレイヤー:6~7人
プレイ時間:3時間半
ボスの不可解な死とファミリーの行く末はどうなるのか。
「組織のナンバー2」や「椅子にくくりつけられた男」など、個性的なキャラクターの群像劇を楽しむことができます。
人狼伝承の残る小さな村。
古から続く祝祭の翌朝、旅の商人の死体が発見された。
死体はおぞましくも殴られ、のどの肉をえぐられていた。
___あたかも人狼に襲われたかのように。
村では2か月前にも鍛冶屋の妻が同様の死体となって発見されている。
これは本当に人狼の仕業なのか?
王都から派遣された騎士はどこに消えた?
なぜ占い師が二人いる・・・?
※いわゆる一般的な「人狼ゲーム」とは関係ありません
プレイヤー:7~8人
プレイ時間:3時間半
十年に一度、北の果ての街に吸血鬼たちが集まる。
人間たちをどう扱っていくかを決める大集会の夜、その開幕直前に事件は発覚した。
見つかったのは黒く焦げた死骸。対立する2つの派閥、いずれかのナンバー2である吸血鬼が滅ぼされたのだ。被害者はどちらか?睨みあう上位の吸血鬼たち。秘めた目的のため、事件解決に挑む新参者たち。見え隠れするヴァンパイアハンターの罠。そして、遠い過去からよみがえる旧き吸血鬼の影。
贖罪を果たしたのは誰なのか・・・?
プレイヤー:7~9人
プレイ時間:3時間半
16世紀の末期、ちょうど女王エリザベス(Ⅰ世)の治世が終わる頃。事件は、イングランド中部の川沿いの街で起こった。旅籠に投宿していた男が、裏口からほどない河に頭を突っ込み、死んでいるのが発見されたのだ。
同じくその宿に泊まっていた旅人たち、地元で慕われる白魔女、そして旅籠の使用人。それぞれが、互いに疑心の目を向ける。名声を得た劇作家がひさびさに帰った故郷の街で起こった事件の真相は?そして、秘密を持つ者たちが織りなす物語の行く末は?
※中世ヨーロッパで繰り広げ割れる重厚なミステリーをお楽しみいただきます。
特殊な舞台ですが、丁寧なキャラクター設定書と付属の用語集、またゲームを進行してく中でもたらされる情報により、滞りなく世界に「入り込める」ようデザインされています。テキスト量はやや多めですが、それだけに臨場感を持って遊べる作品となっています。
プレイヤー:6~7人
プレイ時間:3時間
7年前に閉鎖された女学院の旧館。かって美しい鐘の音を響かせていたチャペルでは、一人の魔女が姿を消したという。
閉じられた旧館で再び鐘の音が鳴り響いた日、一人の男が死体となって発見された。その日偶然集まった7人の男女。しかし扉は開かず、旧館に閉じ込められることとなる。
彼らの目的は?犯人は誰なのか?
___消えた魔女が再び現れたのか?
プレイヤー:6~7人
プレイ時間:3時間
青年は自分の遺影を見つめていた。
葬儀が行われていた。風変わりな葬儀だ。神社の境内に棺が置かれている。
彼は自分が霊であることにきづいている。だが死ぬ数日前までの記憶がない。幸い、葬儀には旧友たちが久しぶりに集まってくれている。彼らの力を借りれば、自分が死んだ理由がわかるかもしれない。
12年前の夏。沖に浮かぶ孤島での冒険。行方不明になった少年と、地主の一族に伝わる「死者の声を聞き、姿を見る」力・・・。
過去に囚われた若者たちが織りなす、追憶と再生のマーダーミステリー。
プレイヤー:8~9人
プレイ時間:約3時間半
ここはとある一部上場企業のオフィス内。
大型案件の納期が直前に迫ったこの日、プロジェクトメンバーたちは、今日も夜遅くまで仕事に勤しんでいた。
そこで、机の上で突っ伏して死んでいる課長の姿が発見される!
これはもしかして・・・過労死?
社員たちの、醜い責任の押し付け合いが始まる!
※黒いネタを楽しみたい人やロールプレイを楽しみたい人には特におすすめ。
各フェイズで質問や返答内容などの指標があるため悩むことが少なめで初めての方でも楽しめる内容になっております。
製作者:藤野将一
プレイヤー:5人
プレイ時間:約二時間
「ポイントXにて謎の構造物を発見。これより調査を開始する」その言葉を最後に連絡の途絶えた某国の南極調査基地の現状を探るべく、調査隊が派遣される。あなたはその調査隊の一員である。
恐怖と謎が交差する!ココフォリア開発陣が贈るクトゥルフ神話xマーダーミステリー第一弾。
※クトゥルフ神話に詳しくなくても問題なく楽しめる内容となっております。
プレイヤー:5人
プレイ時間:約2時間半
人里離れた山奥に伝わる伝承「月落としの木霊」の取材にキャンプ場を訪れたホラー小説家と担当編集一行は、突如来訪したファン共々、管理人に歓迎されバーベキューを楽しんだ。
だが一夜が明け、キャンプ場に掛かった吊り橋の下で編集者の死体が発見される。
満月がすべてを照らす真夜中のキャンプ場で、一体男の身に何が起こったのか。
その夜ホラー小説家が見た、驚くべきモノとは・・・・。
プレイヤー:5人
プレイ時間:約3時間
とある温泉ツアーじ客のひとりが死体で発見される。崖からの転落死だ。
死人に口なし。真相は謎に包まれるはずだった。だが客の中に偶然にも死者の声を話せる人物・イタコがいた。
それもひとりじゃない、全員がイタコらしい。
そんなことあるのだろうか?
プレイヤー:5人
「その館に入った者は呪われて死ぬ」
との都市伝説がある古い洋館。
そこは魔女館と呼ばれていた。
10年間空き家だった魔女館を購入した《家主》。
館の調査の依頼を受けた「事故物件コンサルタント」の《探偵》。
探偵の助手である《霊感少女》と《動画配信者》。
四人は魔女館に踏み込んだ。
無人のはずの館で出会う《記憶喪失の男》と《眠れる美女》。
柱時計が十二の鐘を鳴らすとき、惨劇の聖餐式がはじまる。
・ジャンル「ホラー&ミステリー」
・ゲームの途中で誰が死ぬかによって展開が変わる
・狂気が増えるとキャラクターが「発狂」
プレイヤー:5人
プレイ時間:3時間
イントロダクション
9月21日、賢治忌の日、秩父山中にある全寮制の超エリート校、私立プラウラー学園高等学校では文化祭「朝暘祭」が開かれていた。そして文芸部企画のお化け屋敷で発見される血まみれの女子生徒の死体・・・。
被害者は、作家の登竜門であるラグナ文学賞を受賞した文芸部部長の小泉氷華だった。
彼女が執筆中の次回作、『秘密の多い理想郷』は、この学園を舞台にした小説らしく、自分の秘密も作中に書かれているのではと怯えるもの達がここには多くいた。
同機は全員にある。
あなたは何を信じますか。
プレイ時間:3時間30分
プレイ人数8人
シナリオ概要
悪逆非道で有名な鬼山財閥。その鬼山家の当主鷲雄の身辺では、悪いことが続いていた。長男夫婦がハンドルを誤って死に、その娘朱鷲子が悪霊に憑かれた。鷲雄は朱鷲子座敷牢に入れて一年が経過した。
ある日、鷲雄は屋敷に複数の霊能者を呼び集めた。「座敷牢に閉じ込められた朱鷲子を救えば十億円を払う」。霊能者や親族たちが集まった日の夜、霊能者たちは、呪いの儀式のために鷲雄が切り裂かれるビジョンを見た。その直後地震が起きて、屋敷が霊的に隔離された。そして朱鷲子いる離れで、鷲雄の死体が発見された。どうやら鬼山家を呪っている者が、鷲雄を生贄として殺したようだ。
悪霊に憑かれた朱鷲子は「殺してやる!」と叫ぶ。屋敷から脱出するために、殺人犯を捕まえるために、そして朱鷲子の呪いをとくために、霊能者や親族たちは長い夜を過ごすことになった。
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デザイン・シナリオ:柳井政和
所要時間:3時間30分
定員:7人
【ストーリー】
「知識は罪だ」
人類が長い時間をかけ辿り着いた、たったひとつの真実。
人は知る事で憎み、知る事で争い、知る事で殺し、知る事で滅んだ。
地下に逃げた我々は、その学びを決して忘れる事なく、否、決して思い出す事なく生きていこう。
―――。
朝が来ると光が差し込み、やがて空が橙色に染まり、そして静かな夜が訪れる。
このシステムを思いつき開発した人は、きっと素晴らしい人だろう。 だって、朝焼けを見ていると、今日も頑張ろうって思えるから。
だって、夕暮れを見ていると、優しい気持ちになれるから。
だって、星空を見ていると、明日を待ち望んで眠れるから。
―――
この世界は素晴らしい物で溢れている。 作り物のように美しく、気味が悪いくらいに優しい。
そんな悲劇が似合わない世界で。 あなたたちのお話が、はじまります。
プレイ時間:4時間~5時間
人数:プレイヤー7人
難易度:初心者向け
【クレジット】
監修・シナリオ イバラユーギ
デザイン おれんじ
イラスト 衿崎
【あらすじ】
「無知は罪だ」
好奇心を、探求心を、向上心を、絶やすことなく燃やし続けろ。
死を無駄にするな、少しでも前に進め。 考え続けろ。 自分の代では不可能でも、いつかきっと叶うと信じて。
―――。
空は、見えない。 太陽光が大気中で反射し、薄気味悪く輝いている。
空を包み隠す紫色の靄が、どこか美しくも思えてしまう。 人類は、1000年程前に滅びた。
原因は、生物兵器として作られたとあるウィルスだ。そいつは瞬く間に世界中に波及し命を奪っていった。
その結果、偶然抗体を持っていた一握りの人間を除き、ほとんどの人類がいなくなってしまう。
すべてを失い、それでも生き残った人類は、長い時間をかけて少しずつ文明を取り戻していく。
人類が自ら作りあげ、人類を滅ぼしたそのウィルスを、人類は「マリス」と名付けた。
―――。
プレイ時間:4時間~5時間
人数:プレイヤー7人
【クレジット】
監修・シナリオ イバラユーギ
注:星空のマリス未プレイでも問題ありません。