2012年 東京都 某所。 密室にて、4名の死体が発見された。 警察は総力を挙げて捜査を行い、多くの証拠品を押収したものの、犯人の特徴1つにすら至ることが出来なかった。 証拠はあるのに、 1つにも、である。 この事件は、犯人の特徴だけが一切掴めないことから、未知を表すアルファベットのXを取り、 『X事件』 と呼ばれることになった。
『殺人鬼X』 先述のX事件から、同様の犯罪が何件も発生した。 同一人物によるものかは不明であったが、犯人は一括りに 『殺人鬼X』と呼称されるようになった。 性別・年齢・目的 その全てが不明であり、 国家組織すら完璧に欺くXの存在は、畏怖、あるいは尊敬の対象となっていった。
『法月優』 数々の難事件を解決し、今やその名を国内で知らぬ者はいない。 明晰な頭脳で確実に犯人を追い詰める法月にとって、 世の言う難事件は、もはやその形姿を残していなかった。
2023年8月23日 そんな法月とXとの相対を待ち望む声は多く、遂に実現の時を迎える。 居合わせたのは6名の男女。曇りがかった世界の中、 真相に辿り着けるのか。
◆定員:6人
◆所要時間:約3時間
◆オープン公演料金:4,500円
◆団体貸切料金:27,000円
高難度の推理系シナリオとなります。 公平、かつ漏らしのない情報量です。
丁寧に一つ一つ疑問を反芻して考えて下さればと思います。
彼の自室で 『中村 正志』 という人物が亡くなっていたのだ。
小暮による殺人事件にしか見えないこの状況は、幾つか不自然な点を残しており、様々な噂話が流れている。
そんな事件から少し経ったある日、町のとある場所に呼び出された6名。
彼らの眼前のスピーカーから、無機質な音声が流れ出す。
「小暮事件の真相を教えてください。さもなくば、全員ここで死んで頂きます」
◆定員:6人
◆所要時間:約3時間半
◆オープン公演料金:4,500円
◆団体貸切料金:27,000円
※エモや感動を求める方には一切向きません。推理・RPを楽しみたい方にオススメです。
Prologue 時空β__ 天才科学者によって発見された、もう1つの世界。
ある時から2つの世界はラジオや電話を通じ、交流が出来るようになった。
互いの時空を行き来することは出来ないものの、 様々な人々のやり取りによって、 互いの世界に関する造形も深まっていった。マーダーミステリーも、その一つである。
そんな時空βの知り合いのマーダーミステリー作家から、 「新作を先行体験で遊んで感想を伝えて欲しい」という依頼が届いた。そこで、先行体験に参加する人々が集められた。
プレイ中のやり取りは、全て通話を通じて作者に繋がっているようだ。
・制作ミスだと思わしき物がゲーム内の要素である可能性があります
・極めて喪失感の強いエンディングに到達する可能性があります
◆定員:5人
◆所要時間:約3時間
◆オープン公演料金:4,000円
◆団体貸切料金:20,000円
中級者以上(マーダーミステリーのプレイ回数が10回以上の方)
【クレジット】 ゲームデザイン : 東大マーダーミステリーサークル様