深夜、都内の埠頭に集められたのは、借金地獄に苦しむ者たちだ。君らは破産者、ギャンブル依存症者、詐欺師、そして元成功者たち。過去の失敗や悪運に追い詰められ、この場に足を踏み入れた。
突如流れるアナウンス。 「皆様、我々が用意した究極のゲームが始まります。」 君らにとって、これはただのゲームではない。それぞれが抱える借金を帳消しにする唯一のチャンスだ。しかし、その代償は“命”を賭けること。負ければ運命は運営の裁量に委ねられ、その命さえ保証されない。
ゲームのルールは当日発表。君らに選択肢はない。 一方の道しか見えない……ゲームに勝つこと。それが君らの生きる道だ。
ここに集められた者たちは、自身を「クズ」と自認する者ばかり。 命をかけた争いは酷く、醜いものになることは想像に難くない。自分の運命を変えるためには、どんな手段も使ってでも勝つ。 その結果、ゲームは徐々にエスカレートしていく。 その酷い有様は、一種の醜い”芸術”とも呼べるものになるだろう。
さあ、はじめよう! 運命を変えるギャンブルの時間。
マーダーミステリーのようにキャラクターとして物語に身を投じて頂きます。
しかし、そこで巻き起こるのは「殺人事件の犯人を見つける」ことではありません。 「自身の借金を帳消しにする」ことです。 そのためには、ゲームに勝利し大金を得たり、自分の有利になるように人と交渉したり、時には手を組んで協力するシーンもあるかもしれません。
あなたの演じるキャラクターがよりよい未来をつかめるかどうか、それはあなたの行動に関わってきます。
◆オープン公演料金:4,500円
◆団体貸切料金:36,000円
原案・シナリオ:木皿儀隼一(ワンドロー)
ゲームデザイン:海野名津紀(けんぴ。)
演出:NJ
企画・プロデュース:クマ(マダミスHOUSE)
トークアトラクション演出:指賀谷まな(Rabbithole)
シナリオ調整:指賀谷まな(Rabbithole)