【あらすじ】
令和元年10月18日,とある地方都市で起きた事件―。 被害者の名は,吉岡さとる。おそらく―,即死であったに違いない。 居住するアパートで胸から血を流し死んでいた。 逮捕されたのは,花宮真琴。まだ,ビジネススーツ姿が初々しく映る若い 女―。法律事務所の事務員をしているという。 凶器と思われる果物ナイフから彼女の指紋が検出された。 そして彼女は―,犯行を自供した。 「―わたしが刺しました」 彼女が犯行を認めたことから,事件の焦点は量刑(罪の重さ)だけ。誰も がそう思うのは当然だった。 が,裁判は予想外の展開から始まった。 「―被告人の『無罪』を主張します」 弁護人が法廷で高らかに宣言したのだ―。 これは法廷内で真実を追求する新ジャンル《法廷マーダーミステリー》 裁くものと裁かれるもの,あなたはどちらの人生を歩むのか―?
【登場人物】
検察官側(3名チーム)
九重陽太 (35) 検察官 警察関係者から厚く信頼されている。
有栖川宗太(27) 刑事 この事件の捜査を担当している。
西園寺翔太(40) 事件の通報者 事件のあった地域では,名の通った名士だという。
弁護人側(3名チーム)
卯月和可菜(30) 弁護士 若手ではあるが,既にやり手で名が知られている。
花宮真琴 (24) 被告人 吉岡さとるの殺害犯として逮捕された女性。
加美里紗枝(32) 吉岡さとるの元妻 卯月和可菜(弁護士)とは顔見知りのようだ。
裁判長・裁判員(3名チーム)
福田圭太 (45) 裁判長 真面目で堅物な”The 裁判官”という,風貌。
園倉芽衣 (23) 判事補任官 低い背丈に童顔が可愛らしく,学生にしか見えない。
田村 明 (33) 裁判員 仕草も容姿も洗練された俳優のような男性。
◆定員:9人
◆所要時間:4時間
◆オープン公演料金:4,500円
◆団体貸切料金:40,500円
制作者:のりっち様